フエギア「Boutique Experience」を体験しました
六本木にいる人って、パーティーピーポーか上級国民だけだと信じて育ってきたので、上京してそれなりに経つにもかかわらず、わたしにとっては今もなお、怖い街のままです。
こんにちは、Luiです。
シュールな始まり方をしてしまいましたが、心はホクホクしています。
なぜなら、
フエギアデビューしたからーーーーーー!
デビューで「Boutique Experience」って、ハードル高くない…?しかも、場所が六本木ってなに着ていけばいいの…?
まぁ、仕事帰りだったんで、いつもの仕事着でしたね…
さて、まず初めに「Boutique Experience」の流れを回想したいと思います。
1.スタッフの方によるカウンセリング
2.カウンセリングをもとに、フラスコを複数持ってきていただき、好きな香りと苦手な香りをわけていく。これを十数ターンほど。(特に最初の何ターンかは、苦手な理由・好きな理由を言語化してもらいたいとのお話がありました)
3.最後まで残った香りを腕の内側で試し、購入(もちろん強制ではなかったですよ!)
フラスコを選ぶスタッフの方…
なんと仕草の優雅なこと!
店内のスタッフの方は、全員オールブラックの服装ですが、それぞれ皆さまがネイルやヘアスタイル、ヘアカラーで思い思いの個性を演出しており、それらの個性が集まってスタイリッシュかつミステリアスな空間が広がっていました。
そして、カウンセリングの質問は以下の通りです(あくまで記憶の限りになります)
①デイリーに使用しますか?特別な日に使用しますか?
②プライベートだけで使用しますか?仕事でも使用できるものがいいですか?
③癒される香りがいいですか?テンションが上がる香りがいいですか?
④女性的な香りがいいですか?男性的な香りがいいですか?
⑤色っぽさは欲しいですか?
⑥どんな甘さが好きですか?(バニラ?フルーツ系の甘さ?お花の甘さ?)
⑦普段使用している香水はなんですか?※どんなブランドでもOK
⑧苦手な香りはなんですか?
⑨インドア派ですか?アウトドア派ですか?
⑩みんなに好かれる香りがいいですか?個性的な香りがいいですか?
このあたりだったでしょうか…
コロナ禍だったこともあり、在宅か出勤かという確認もありました。
質問に対するわたしの回答はあえて伏せますね…(割と真剣に回答したので恥ずかしいだけです)
この質問以外に、グルマン好きなわたしは、これからの暖かい季節でも纏えるバニラを使用した香りがいいとの要望を伝えました(こういうタイミングくらいバニラから離れたらいいのに…)
質問にすべて答えた後、フラスコを5つほど持ってきていただき、1ターン目が始まります。そこからは、十数ターンに及ぶ、好きな香りと苦手な香りをわけていく工程が続いていきました。
この工程では、あえて以前除外した香りを数ターン後に再度持ってきていただき、「あれ、やっぱりこれ好きかも…」とか、「この香りさっきも苦手だったな…」とか、違うタイミングで以前と同じ香りを試すことにより、好みの精度をどんどん上げていきます(香りの名前はずっと伏せられたままです)
この過程で、わたしは途中からある2つの香りをずっと残し続け、新しく持ってきていただいたフラスコをずっと除外し続けるというわかりやすい状況になりました。
つまり、その2つが自分にとって好みの香りだということ。
この2つとは…
①ヤケーンヌ
②アグア・マグノリアーナ
ん?
いや、バニラどこやねん!!!!
はい…自分でも途中から気付いていました。
なんせこの日の気温は20℃を超えており、最近ではもっとも春らしい陽気だったのです。
しかも、わたしの平熱は36.8℃~37.0℃と高め。
さすがのグルマン好きのわたしでも、不思議と無意識的に暑苦しく感じるような香りを避けていたのでしょう。
明らかにバニラやラム酒の香りがするフラスコもありましたが、同じタイミングでグリーンなどのさわやかな香りのフラスコを香ると、後者ばかり手元に残し、甘さの強い香りを除外していた記憶は確かにありました(あったんかい)
担当してくださったスタッフの方曰く、「その日の体調や気温には大いに左右されるもの」とのことですので、基本的にはグルマンが好みの人であっても、それを上回るような条件下では、好みより今の気分を選ぶのかもしれません。
最終的には、肌の上での香り方を確認します。
そして、わたしが選んだのは…
アグア・マグノリアーナ!!!!
なぜ、こちらを選んだかというと…
ヤケーンヌが草になったからです。
いや、あの…冗談抜きにわたしの腕には草原が広がっていました。田舎育ちのわたしにとって、これはこれで癒されるのですが…
普段の通勤でこれを纏うと、「この人、もしかして草刈りしてから出勤したのかな…」と勘違いされそうで…(実家の庭の草刈りを終えた父親の香りを思い出しました)
それくらいリアルな草だったのです。
さすがフエギア、おそるべし…
一方、アグア・マグノリアーナは、
わたしの肌の上では、フラスコからかなり香り立ちが変わりました。
スタッフの方曰く、「水っぽい甘さ」になる人と、「色っぽい甘さ」になる人がいるそうです。
わたしの場合は、水っぽさはまったく感じられず…むしろ香りが濃くなり、サンダルウッドが強く主張するようになりました(これを色っぽいというのかはわかりません…)
しかしながら、そもそも重めな香りを好むわたしにとって、この香りの変化はむしろとても好みだったため、迷わずこちらをチョイスしたのです。
いやはや…グルマンを愛するわたしがまさかagua(スペイン語で水)とつくものを選ぶとは…大変興味深い結果に思わずうなった1時間弱でした。
コンディション等はあったとはいえ、自分の深層心理を覗いているようで、終始ワクワクが止まらない時間を過ごすことができたと思います。
大満足です!当日、お世話になったスタッフの皆さま、ありがとうございました!
P.S.
カウンセリング終了後、どうしても気になっていたキロンボを試させていただいた結果、キロンボのPURAまで買いました。
オチはグルマンかい。